| HOME > ツアコンあれこれ |
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| パッケージツアーに参加するなら? 荷物はたくさん! 荷物を準備する際、「これはいるかな?置いて行った方がいいかな?」などと悩むことよくありませんか? 悩んだら持っていく、これがパッケージ旅行の基本です。 個人で旅行に行く場合はなるべく荷物が少ない方が、身軽ですし、自分で持つ場合にも楽です。しかしツアーの場合は別。成田を出発してからと言うものは、空港でもホテルでもポーターさんが持ってくれるのが普通。ですから荷物の大きさを心配するのは無用なんです。 更に、飛行機に荷物を預ける場合は、1人20kgまでとされていますが、これも団体の場合は別。グループの合計がその範囲内であればよいので、(20人のツアーならば20x20=400kg)多少オーバーしていても問題ないのが現実です。 あんまり重過ぎると、飛行機の輸送中にスーツケースが壊れてしまったとしても補償の対象にならないので、気をつけた方がよいのですが、この際迷ったものは思いきって持っていきましょう。 この際、自宅から空港まで宅配するもの鉄則ですね。 飛行機の座席 これを決めるのは本当に添乗員にとって嫌な仕事。少なくとも私は大嫌いでした。 最近は成田空港の日本航空のカウンターでも個人個人でするようになりましたので、席決めの問題はすくなくなりましたが、団体の場合は、どさっとまとめて席を渡される場合が多く、その場合は添乗員が割り当てをしていくのです。 席に余裕があれば、グループ同士隣になるように代えればすむことですが、満席の場合は仕方なく、どなたかをばらばらし割り当てなければならないこともあります。 実を言えば、言った者勝ちということもあります。「腰が痛い」「トイレが近い」という色々な理由で席を希望すれば、私の予想では70%くらいは叶えられると思います。 少なくとも添乗員さんは気にかけてくれますもの。言う価値はかなりあります。 |
| ツアコンの生活って? 善良なジプシー よく「お仕事はどれくらいの間隔でしているんですか?一週間働いたら、一週間お休みって感じですか?」という質問をされます。 そんなに甘くはないんです。もっともっと休みは少ないんです。いや殆ど働いているっていったらいいかなぁ。 もちろん会社によって方針は違うと思いますが、私の勤めていた某旅行会社の場合、大体、日本に居るのはツアーとツアーの間2〜3日といったところでしょうか?しかも、うっかりしているとどんどん仕事を詰め込まれます。 その忙しさに紛れて「私少し疲れました。」だの「お休みが欲しいんです。」という主張をし忘れると、ツアーから帰ってみるともう向こう一ヶ月半の予定はばっちり決まっていた、なんてことも珍しくありません。 とにかくそんな感じで、1ヶ月に20〜25日は海外で過ごしている訳です。なんて言うと聞こえはいいのですが、簡単に言えばただの住所不定者です。「ニューヨーク在住3年!」なんていうと箔もつくのですが、こっちはミラノ1泊、ベネチア1泊、フィレンツェ2泊、ローマ2泊、おしまい、そして埼玉3泊(自宅)、、、という繰り返しなのですから。 イタリアにはジプシーの子供たちがいて悪さをするので気を付けて下さい、と毎回お客様に注意していたのですが、実は私ら添乗員もその仲間だったということに最近気付き始めました。善良な、しかも結構規則正しいジプシーだったんです。 そんなジプシーは、よく目が覚めると自分がどこに居るのか分からなくなって、「ここはどこ?」と、自問したり、OLのように、曜日、日にちに左右されないので、「今何月だっけ?春?夏?」なんて逆にお客様に聞いたりして、不信に思われることもあります。 8時〜20時 これ、何の時間だかお分かりですか? ツアコンの勤務時間なんです。お客様は誰も知らないし、実際守られている訳ではないのですが、実は決まっているんです。 ツアーに参加することがあったら、パンフレットの裏に豆粒のような字で書かれているので一度見てください。この12時間という勤務時間も恐ろしいものがありますが、この時間内に終わるわけがないんですよね。 朝5時、6時出発なんてこともたまにはあるし、「カンツォーネディナーショー!」なんて代物がはいると帰着は11時半なんてことも。 かつてOL時代は、「私今日は友達と約束がありますので、先に失礼させて頂きます。」なんて上司にきっぱり言ってみたものだけど、これをお客様にも言えたらなぁ。 一匹アヒル とにかく年中ふらふらしているから、孤独な商売です。 よい点といったら、そのままですが自由なこと。もちろんこちらも雇われの身ですから、好き勝手という訳にはいきませんが、ある程度任されて表に放り出されているのだから、上司が逐一文句を言ったり、先輩の目を気にしたりという煩わしさからは完全に解放されているんです。こういうのが嫌いな人にはツアコンという仕事はあっているのだと思います。 但しこの「一年中ふらふら」という生活もなかなか難しいものです。一定の場所、時間というものがないのですから、例えば「月曜日はテニスの日」というような定期的な習い事も出来なければ、「今日は早く仕事が終わったからご飯でも食べて帰りましょう、佐藤さん!」という佐藤さん的存在もいないんです。 そういう生活は日本に帰った2〜3日の間にまとめてしてしまってあとは完全な一匹狼。私の場合はどう見ても顔は狼とは似ても似つかない、せいぜいアヒルなので、一匹アヒルになるのです。 ツアコン同士の不思議な関係 一匹アヒルか一匹狼か、とにかくこのツアコンという種族は群れをなさないんです。 あっ、でも群れをなしていることはなしているのか。ツアー客を引き連れていつも集団行動をしているのですものね。でも立場上お客様とは異なるのだからやっぱり心理的には一人なのです。だから所々で、同業のツアコンに出会うと妙な気持ちが生まれるわけです。(と言っても変な気持ちでは決してないのですが。) まず、他のツアコンがどんな仕事をしているかは興味がありますね。 私なんてどんなことを言っているのか、よく聞き耳を立てたりしてます。それから、妙な懐かしさというか、長い間人気のない山奥をさ迷って5日ぶりに通りすがりの人を見つけたとき、構わず近寄って行きたくなるような、そんな経験はまるでしたことがないけれど、そんな感覚が湧くのです。 そして話し掛けることが出来そうな場合には(まれに人を近づけないような方もいるので)声をかけ、知らない者同士お茶をしたり、愚痴を言い合ったりするのです。そして時間が来ると、また何事もなかったかのように名刺を交換するわけでもなく、お互いに自分の仕事に戻るのです。 考えてみると変な関係ですよね。他人なのだけど同胞のような、これも人恋しさからくるのでしょうか。 |
| こんな事あります! う○こへのプライド イタリアへ行くとそのおトイレ事情の悪さにほとほと参ることがあります。 公衆便所が見当たらなかったり、大きなレストランにおトイレがたった1つしかなかったり。一人旅だったらいいんです。おトイレに行くのも自分1人ですから、便器も一個あれば十分。でも、30人のお客様と一緒にレストランで食事をしようものなら、食事の終了時のトイレの行列は凄まじいものがあります。 ウフィッツィ美術館か、食後のトイレか、目的は違ってもイライラ度はどちらも同じくらいです。 イタリア人はトイレに行かないのか!? そろって皆さん疑問の声を投げかけます。確かに行く回数は少ない。しかし確実に一日に何度かは行ってます。私は、イタリア人が外出先でトイレに行っているのを何度も目撃しました!(当たり前か) ただ、今回は新たな情報を入手しましたので、皆様だけにお知らせしたいと思います。 「イタリア人は外で大便をするのを嫌がる。」 女性なのにこんなに大胆にきっぱりと書いてしまって良かったのでしょうか。 とにかくそうなんです。 多くの人々は、ちょっと外出先で便意をもよおしたりしても、決して外ではしないそうなんです。「マイ便器」というのかは、いざ知らず、自分の家でなければしない、という恥じらいもしくは、変なプライドのようなものがあるらしいのです。 そのカタクナな決意は、たとえ一週間の旅行に行ったとしても守り通されるのだそう。 知人Eさんの話です。事務所に勤める彼も、やっぱりその変なプライドの持ち主。 でも困ったことに彼は非常にお腹がゆるいのです。ですから、時々仕事中でもトイレに行きたくなる。でもマイ便器はない。と、言うわけで上司にきちんと断り、用を足しにわざわざ自宅まで帰るのです。 その彼の家は、なんと火山で有名なヴェスヴィオ火山の頂上。えっちらほっちらと車で登り、用を足し、そしてすっきりした顔で1時間半後に戻ってくる、ということを繰り返しているのです。 Eさんの行動にも驚きましたが、それを許可している会社もまさしくイタリア!ですよね。 トラブル ツアー中の事故、ハプニング、面白いことを期待されていますでしょうか? 自分にふりかかるのは嫌だけど、面白い話は聞きたい。ということで私も色々語りたいのですが、実は殆どハプニングに遭ったことがないんです。 誰もが経験するフライトキャンセル(飛行機の取り消しにより予定便が飛ばなくなる)、ロストバゲージ(荷物の紛失)すら殆どないんです。仕事としてはラッキーなんですが、話題的には少しネタ不足といったところでしょうか。 こんな事をいうと「なんだ、つまらない」といって画面を変えてしまわれると淋しいので、ここは少しずつ小出しに、ということにしておきましょう。 ただ付け加えれば、このトラブルというものは当たる人にはとことん当たるのですよね。 一度懸賞に当たると、とことん当たり出す。不運な目に会うのも、病気になったり、会社で首になったり、犬に噛まれたりと、とことん不運なことが続く。そんなことが日常でもよくありますが(ないか)、この「とことん」というのは添乗でもしっかり当てはまるのです。 とことん不幸な添乗員。お客の立場から言えば、出来れば避けたい相手かも知れません。でもツアーは選べてもツアコンは選べないし。でもこの不幸なツアコンは得てして人間性のよい場合が多い、というのが私の統計上の結果ですのでご安心を。 また、1つのツアーで「とことん」トラブル続きという場合もあります。 あるお客が迷子になったと思えば、あるお客は病気になる。街を案内してくれるガイドさんまで、せっかくの楽しい旅が一気に暗くなってしまうような人が来るかと思えば、最後には飛行機から火が吹き出たり、これは極端ですがでもホントの話。 こんな目に遭った心当たりのあるあなたはまさに当選者です。 イタリアの渋滞事情 良くいえば盛りだくさん、悪く言えば拷問のように詰め込んであるツアーの日程。5分10分刻みで進んでいくスケジュールをこなしていくのに「渋滞」というのはツアコンにとって最大の的でもあります。 渋滞によって予定していた日程がこなせないということになると大問題。 だから不意に起こる渋滞は時によってとっても恐いものとなるのです。 といっても街中の渋滞はもうイタリアの大都市では常時のことなので諦めてます。憎くて恐いのは高速道路の渋滞なんです。 イタリアは、日本より事故発生率が高いかどうかは知りません。あの乱暴な運転は運転技術がが高いからこそ出来るんだ、という納得できるようなできないような意見もあることですし。 それでも私が言いたいのは、渋滞が発生した後に問題あり!ということなんです。 まず、交通情報が少ない。日本だったら、○○〜△△10キロ渋滞、などと事細かに電工掲示板などでチカチカ表示がされているのに対し、イタリアには的確な表示がない。 たまに車がたくさん並んでいるマークが突然出てきたと思ったら(これが、この先渋滞ありのマーク)急に止まって、はいそれでおしまい。あとは渋滞が片付くまで我慢してちょうだい、ということらしい。簡単。 交通情報ラジオ(Onda Verde)というのもあるにはある。ただし多くのイタリア人のバスの運転手さんは聞いてくれないのです。 ツアー中、高速で渋滞にはまってしまったら、あとどのくらい時間がかかるのか、何で渋滞してるのか、知りたいのが普通(少なくとも日本人の感覚では)だと思うが、ある時は「聞いたところで車が早く進むわけじゃないから。」と交わされてしまいました。 イタリア人って本当のんびりなんですね。と思いきや、そんなことはございません。意外とせっかちなんです。 ラジオは聞かないくせに何が起きたかは気になるらしく、しばらくすると停車中の車から降りて、前の方を立って見始めるのです。どんどん前へ歩いていく人もいます。またバスは車高が高いので、「何か見えるか?」とバスに乗っている私達に聞いて来たりする人もいるくらいなのです。見えるわけないでしょ、と心の中でつぶやく私。 そして最後はお決まりですが、レッカー車、パトカーがなかなか来ない。そしてその車が通るはずの路肩車線がなかったりもします。つまり道路いっぱいいっぱい普通車線とし利用しているんです。 これでは緊急車両が近づこうと思っても時間がかかるのは当然です。 そんな感じで、イタリアの高速道路での無駄な午後は過ぎていくのです。 |
| お役立ち情報 これは便利貴重品袋 やっぱりイタリアへ旅行するなら、貴重品袋を持っていくことをお薦めします。なんていったって、スリ・引ったくり王国ですから。絶対自分は大丈夫!と思っていてもいつのまにか無くなっていた、という場面を幾度となく見てきました実体験からです。 そこで活躍するのが、あの首からぶら下げるパスポートケースですが、あれって結構煩わしくないですか?夏に薄着をしていると、紐が首から見えて、みっともなかったり、貴重品が(特にいっぱいある人は)おなかのところでふくれてしまったり。 そこで便利なのが、肩から掛けるショルダータイプのケース。ホルダーの部分は短いので、丁度貴重品はわきの下にきます。という訳で、邪魔にもならないし、人からも気付かれにくい、しかも紐も見えない、と一石三鳥です。 実はこれは、同僚の添乗員がしているのを見て知ったのです。ですから残念ながら、どこで販売しているかは不明。でも便利なので探して見てください。 機内でのスマートな座席確保術 機内の座席配分、どうもあの機械的な作業はよくありません。自分の隣前後はぎゅうぎゅうなのに、3列前の一角は誰も座っていない、なんてことよくあります。 そこでよく起こるのが、搭乗者同士の席移動合戦。 早めに席を移動したものの、後からその席の人が現れてしまって、すごすご帰ったり、荷物を置いたものの、いつ動いていいのかいいのかどきどきイライラしてしまったり、そんなことよくありませんか? 規定では(スチュワーデスさんの指導によれば)シートベルト着用サインが消えてから、ということです。また、ときによっては、「飛行機のバランスがありますので勝手に移動しないで下さい」なんて言われるときもあります。 「飛行機が傾くほど私そんなに重くない!」とちょっとぜい肉がついた自分を気にしつつ、元の席に戻ったこともあります。ただ、これは殆ど言われません。 そこで席移動のタイミングというのが、お客様が全員搭乗を終えた直後、ということになります。「搭乗が全員済みました」とはアナウンスしませんが、よーく耳を傾けていると聞こえてくるのが「乗務員はドアモードを変更してください」のアナウンス。これはドアを閉めろということなのでイコール「もう客は乗ってこないよ」の合図でもあるんです。安心して他の席に移動してOKです。 さんざん、話を引っ張った割にこんな些細なことでごめんなさい。でもこれを知っておくと、応用もできます。 飛行機が現地に到着したら一刻も早く荷物をまとめて、押し込められていた機内から広々した世界へ飛び出したいものですが、そんな時もこれが合図。「乗務員はドアモードを変更して下さい」この声が聞こえたら、回りを気にする必要なくどうどうと立ち上がってもよいのです。 1つ思い出しましたが、もちろん外国系の航空会社では日本語ではいいませんよね。「キャビンクルー、何とかかんとか」です。 足の持って行き場所 前項で書いたように、移れる席があればまだそれは幸せなあなたです。 一方、全員が全員きっちりシートに納まり1つの空席もないと分かった瞬間、なんとも言えないどんよりとした気持ちになります。特にヨーロッパ行きの場合十数時間、あの椅子に座っているのはほとんど「いすすわり12時間の刑」といってもよいほど。その中で快適にその刑に耐える体勢というのがあります。 特に、椅子に座りなれていない東洋人にとっていかに足を落ち着かせるかというのは大きなポイントになるのです。 まず、身体が柔らかい方で体育座りが好きな方。靴を脱いでシートにかかとを乗せてみて下さい。楽ではありませんか? でもそれだけならシートのスペースが小さいのですぐにかかとがずり落ちてしまいます。頑張ってこらえようとしていると足に力が入ってしまい、それはそれで疲れるのです。そこであのシートベルトをお腹で締める代わりに足まで一緒にくるんで締めてしまうのです。 シートベルトの長さを最長にすればほぼ体育座りの状態で、足首のあたりでシートベルトがかかりすべり止めの役割を果たすのです。一度試してみて下さい。私もこれは教わったことなのですが、非常に快適なのです。 身体が硬い、この場合は体育座りすら辛いはずですので、上の方法はお勧めできません。そこで登場するのが、「足置きベルト」。空港などで売られているのを見たことがありませんか? 様相はただの太い布制のベルトで、両端にフックが付いているだけです。それを前の座席の両端に引っ掛けて、ハンモック状態になったところに自分のおみ足を乗っける、というものです。 おまけとして、ボストンバッグなどに引っ掛ければショルダーとしても使えます、という売り文句なのですが、自分の足に使っていたものを顔の近くでも併用するというのは、足が臭くなくても少々抵抗があるので、このおまけ部分に付いてはコメントを控えさせて下さい。 とにかくその足置きベルト、私も初めは「こんな単純なもの」と見くびっていました。しかし同僚ツアコンに薦められ、使ってみるとこれがなかなか。足を丁度いい高さに保っておいてくれるので快適快適。 ただそのマイベルト、数回使っただけで機内に忘れてしまい、それが悔しくてまだ新しいのを購入していない状況です。もし搭乗時から足元に足置きベルトがついていたら、それ私のです。 |
|
|
| Copyright ©2000 italia express All right reserved. |