ビジネスクラスで行くイタリア!航空会社は?料金は?どんなツアーがある?

ビジネスクラス

出典 JAL

今年はビジネスクラスでイタリア旅行に行ってみようかな? とお考えの方。
単に「ビジネスクラス」といっても航空会社によって料金、サービス、居心地、などさまざまです。
また、自分に希望にぴったりのコースはあるか、見つけるにも一苦労・・・

  • 「せっかく高いお金を払うのだから良いサービスを受けたい!」
  • 「なるべくお得に高いサービスを受けられる裏技が知りたい!」

これからご紹介する、各航空会社のビジネスクラスの比較をみて、希望にぴったりの旅行を見つけてください。

イタリアに就航している航空会社を知ろう

それでは、まず、「敵を知れば百戦」ということで、このビジネスクラスを攻略するには、敵を知ることが一番です。(航空会社は敵ではありませんが・・・)

どの航空会社がイタリアに就航しているのかを見てみましょう。

イタリアに就航している主な航空会社一覧

※イタリアのフラッグキャリアでしたアリタリア航空は事実上破綻をし、2021年10月15日より新しい国営新会社 ITA(Italia Trasporto Aereo)で運行されています。
日本への直行便も予定していますが、只今準備段階です。

※現在コロナ禍のため、各航空会社が減便・運休を行っています。
この時期通常の運行状況と異なる場合が多々ありますのでご注意下さい。

成田又は羽田発着 直行
ローマ
直行
ミラノ
乗継
ローマ
乗継
ミラノ
乗継
ベネチア
乗継
フィレンツェ
乗継
ナポリ
ITA - - - - - - -
日本航空 × × ×
全日空
KLMオランダ航空 × × △注1
エールフランス × ×
ルフトハンザ × ×
フィンエア × × × × ×
英国航空 × × × ×
ターキッシュエアライン × × ×
エミレイツ航空 × × × ×
エティハド航空 × × × ×
エアチャイナ × × × × ×

注1往路は運行なし。復路(ナポリ~アムステルダム~成田)のみあり。

関空発着 直行
ローマ
直行
ミラノ
乗継
ローマ
乗継
ミラノ
乗継
ベネチア
乗継
フィレンツェ
乗継
ナポリ
ITA × × - - × × ×
日本航空 × × × × ×
全日空 × × × ×
KLMオランダ航空 × × ×
エールフランス × ×
ルフトハンザ × ×
フィンエア × × × × ×
英国航空 × × × ×
ターキッシュエアライン × × × × × × ×
エミレイツ航空 × × × ×
エティハド航空 × × × × × × ×
エアチャイナ × × × × ×

※乗り継ぎ便で、○は、1回乗り継ぎまで。同じ航空会社又は共同運航便(経営便)がある都市を指しています。
2回以上のお乗り継ぎや、乗り継ぎ便が翌日になるなど不便な便は×としています。

いかがですか? ローマ、ミラノの大きな空港がある都市は多くの航空会社が運行しているので、選択にも幅が出てきますが、ベネチア、フィレンツェ、ナポリ、その他の小さな都市は利用できる航空会社が限られてきます。

航空会社選びの5つのポイント

イタリア各都市に就航している航空会社を大まかに把握できましたので、次はどの航空会社を選ぶか、という点です。
それではビジネスクラスの航空会社を選ぶにあたり、5つのポイントをお知らせします。

  1. 料金を比較する

    航空券の料金

    やはり高額なビジネスクラスの航空券。できれば安価なチケットを入手したいですね。
    料金は、時期、混み具合により変わりますので、一般的な傾向になりますが、
    一番お安めなのはエアチャイナで20万円台~。
    その他、大韓航空やキャセイパシフィックなどのアジア系、カタール航空、エティハド航空、エミレイツ航空などの中東系も30万円台~とお安めの航空券が出ています。

    一方、欧州系、日系の航空会社は、キャンペーン料金以外は、40-50万円台~と高めの設定です。

    ビジネスクラスにするか、プレミアムエコノミーやエコノミークラスで料金を抑えようか、悩まれている方、クラスごとの料金の差は・・・

    エコノミークラスとプレミアムエコノミーの料金の差 約10-15万円
    エコノミークラスとビジネスクラスの料金の差 約30-35万円

    程度です。
    もちろんビジネスクラスの料金が高い場合は、エコノミークラスと比べて50万円以上の差が出てくる場合もありますので、正確な料金は出発日と共にご確認下さい。

  2. 飛行時間を比較する

    飛行時間

    飛行時間を出来るだけ短縮し旅の疲れをなるべく少なくしたい、または乗継はしたくない、という方は自ずと直行便を選択することになりますが、乗り継ぎ便を選択する場合でも、航空会社によって飛行時間がだいぶ変わってくることを良く理解しておきましょう。

    乗り継ぎの際の空港での待ち時間はもちろんの事、どの都市を経由するかによって航路に大きな差が出てきます。

    一般的に、香港、ドバイ、アブダビ、等の都市を経由する南回りの場合は、乗り継ぎ時間を除いて片道16時間前後かかり、欧州、ソウル、イスタンブールなどの都市を経由する北回りの航路と比べて3‐4時間飛行時間が延びます。

  3. 座席、サービス、話題性から選ぶ

    ビジネスクラスで行って良かった。と感じられる一番のポイントがこの点なので、利用者としては一番興味があるところですね。
    各航空会社も一番力を入れているところです。
    座席の快適性については、現在はほとんどの航空会社でヨーロッパまでの長距離線にはフルフラットシート(水平ベッドタイプ)を採用しているので、寛いで休むことが出来ます。
    ただシートの幅や前座席との距離などは航空会社によって変わってくるので、座席重視の方は吟味が必要ですね。
    また座席の配置は、主に3つに分けられます。

    ★シートを互い違いに並べる「スタッガードシート型」
    スタッガード式シート

    ★斜めに座席を配列した「ヘリンボーン型」
    へリングボーン式シート

    ★そして、従来の「前向き2列並び」
    前向きシート

    があります。スタッガードシート型、ヘリンボーン型は席をまたがずどの席からも通路に出られるので便利です。
    スタッガード式は独立している席が多いので、カップル、ご夫婦で、お隣同士くっついた席を好まれる方には難点です。

    機内食のサービスもチェック。
    ビジネスクラスの機内食は各社とも力を入れています。
    グローバルトラベラー誌のランキングではアリタリア、スイス航空、エールフランスなどが高い評価を得ています。
    また、いくつかの航空会社で実践している「好きな時に好きなものを注文できるアラカルトメニュー」も好評です。

    機内食

    出典 ターキッシュエアラインズ

    その他、機内でのエンターテイメントラウンジの快適性などでも差が出ます。ただ航空会社を選ぶ最大のポイントにはならないのでチェックする程度でよいでしょう。

    話題のシート
    全日空の個室感覚 THE ROOM、カタール航空のQスイート、JALのスカイスイート、など最新の話題のシートに乗るために、航空会社を選ぶのも一つの手です。
    こうなれば、飛行時間は単なる移動時間ではなく、旅の楽しみの一つになり、飛行機を降りたくなくなってしまいます。

    カタール航空Qスイートのベッド

    Qスイートのビジネスクラス初のダブルベッド

    全日空 THE ROOM

    全日空の THE ROOM の個室ワイドシート


  4. コードシェア便にも注意

    この航空会社の、この座席に乗ってみたい!と希望がでたところで、予約をする際に、コードシェア便(共同運航便)にも注意する必要があります。
    コードシェア便とは、その航空会社の便名だが、提携航空会社により運航される便の事です。
    つまり、自分では全日空で予約したつもりが、実際は共同運航便で、ルフトハンザ航空の機材に搭乗することもあるのです。特定の航空会社のサービスを期待する場合は、コードシェア便を予約しないように注意しましょう。
    見分け方は、コードシェア便の便名は4桁で表示されています。
    また、コードシェア便のみでなく、上記でも挙げた特定のシートを選びたい場合は、コードシェア便のみでなく機材も確認する必要があります。
    最新機材は全ての路線で利用されているわけではないので、予約便の機材が希望のシートを備えているか、予約の際に確認しましょう。

  5. マイレージから決める

    航空会社を選ぶ際に、自分で貯めているマイレージが貯まる会社を利用するのも一つの方法です。
    多くの航空会社は、グループ提携(アライアンス)をしているので、グループ内の航空会社の場合は、マイレージが貯まります。
    ビジネスクラスを利用する場合は、マイレージの加算もおおきくなりますので、次の旅行の特典航空券の獲得にも役立ちます。

    主なアライアンスは

    全日空も加盟しているスターアライアンス
    JALも加盟しているワンワールド
    アリタリアやエールフランスなど加盟のスカイチーム

    です。

お分かりいただけましたでしょうか?
もちろんすべて5つのポイントを押さえた完璧な航空会社はありません。
自分の譲れないポイントを優先しつつ、バランスの取れた航空会社を選ぶことが航空会社選びに成功する秘訣です。

航空会社を比較検討してみましょう

それでは、航空会社を選ぶポイントを把握したところで、実際にニーズに合わせたおススメの航空会社を見てみましょう。

イタリアへの直行便!なら

アリタリア航空。日本からイタリアへの直行便を運航している航空会社です。

乗り継ぎ便はイヤ!直行便で楽に行きたい! という方におススメです。
  1. アリタリア-イタリア航空 ⇒ ITA

    ※2021年10月14日付けにてアリタリアは業務を停止しました。
    業務は、新国営航空会社ITAにより引き継がれましたが、経営は全く変更されています。
    ITAのサービスなど、国営会社なだけに気になるところ。
    日本行の運行が始まりましたら、レポートに加える予定です。

    ロストバゲージの現状

    アリタリアのロストバゲージの多発については過去の多くの口コミで見られまてきましたが、2018年の国際航空情報通信機構 SITAの調査では、アリタリア航空を含め世界各国のロストバゲージはコンピューター管理の改善により、2007年のピーク時から70%減っています。
    つまり2007年は1000人に18.9個の荷物がロストバゲージに遭っていたのに対し、2017年は5.57個でした。
    今後は、比較的安心して飛行機での旅行ができそうですね。
    SITA 受託手荷物レポート2018年(英語版)

  2. 全日空

    全日空のビジネスクラス

    出典 全日空 THE ROOM

    座席 4.5
    食事 4.5
    機能・エンタメ 4.5
    サービス 5
    料金 2.5
    検証路線 羽田~ミラノ線
    使用機材 BOEING 787-9
    シートピッチ 157cm
    座席幅 53cm
    リクライニング 180度 フラットシート

    利点 日系の羽田発着直行便は大変嬉しい路線。

    利点 サービスの質の高さは定評があり、スカイトラック社ビジネスクラス総合ランキングでも、毎年高い格付けを得ています。シートについては日系のJALと比べて若干劣るものの、なかなか心地よくあります。

    欠点料金は比較的高め。シーズンオフはプロモーションが出る事もあります。

    欠点イタリア線で全日空機材はミラノ線のみ。ローマ線はアリタリアとの共同運航便です。また新機材 個室ビジネス THE ROOM はイタリア直行便にはありません。ヨーロッパでは羽田~フランクフルト間のみになります。

格安でビジネスクラス!

エアチャイナ ビジネスクラスで格安に行くことが出来る代表格! 食事などのサービスは特に期待しないのであれば、ゆっくりくつろげ合格点!

「目的は長旅の疲れを少なくすること。ゆっくり快適に寝られれば良し!」という方におすすめ
  1. エアチャイナ

    エアチャイナのビジネスクラス

    出典 エアチャイナ

    座席 3.5
    食事 1.0
    機能・エンタメ 2.0
    サービス 2.0
    料金 5.0
    検証路線 北京~ローマ
    使用機材 BOEING 777-300ER
    シートピッチ 152cm
    座席幅 56cm
    リクライニング フラットシート

    利点 とにかく格安!(15万円~ 欧州系の3分の1程度)安くビジネスクラスシートが楽しめるのは魅力的です。

    利点フラットシートの居心地も高い評価。シートは狭めなのですが、枕や布団の質もよく、長旅の疲れを癒す快眠が約束できます。

    欠点食事がいただけない。ビジネスクラスですが、内容はあまりエコノミークラスのものと変わりなく、味もあまり評判は良くありません。他社の豪華な食事内容を期待するとがっかりする羽目に。

    欠点機能・エンタメは英語又は中国語のみ 日本語はなく、種類も多くないので、持参をするのがベターです。

    長距離線でビジネスクラスを利用する利点は、長旅を感じさせないことが一番と思いますので、その点でエアチャイナは合格点です。一方、ワンランク上の付帯サービスを重視される方は他社利用がお勧め。

コストパフォーマンス抜群の人気の中東系!

料金も安くサービスもよい中東系の航空会社は見逃せない! エミレイツ、エティハド航空、カタール航空、ターキッシュエアラインズなどが経由地を通してイタリアへ就航しています。
2019年のスカイトラック社主催のベストビジネスクラス・エアラインランキングでは、1位がカタール航空、4位がエミレイツ航空、エティハド航空は8位といずれも上位を占めています。
2019年ベスト・ビジネスクラス・エアライン・ランキング(英語版)
このページでは注目のカタール航空、エミレイツ航空とターキッシュエアラインズをピックアップしてみます。

飛行機移動も旅行の一部として楽しみたいあなたにおススメ
  1. カタール航空

    世界最高峰のビジネスクラスと呼ばれるカタール航空での旅は長距離を忘れさせてくれそう。

    カタール航空ビジネスクラス

    出典 カタール航空

    座席 5.0
    食事 4.0
    機能・エンタメ 4.5
    サービス 4.0
    料金 4.0
    検証路線 羽田~ドーハ
    使用機材 A350-1000
    シートピッチ 200cm
    座席幅 55cm
    リクライニング フラットシート

    利点 話題の機材!新ビジネスクラスの「Qスイート」では、ドアによって仕切られる完全なプライベート空間。
    窮屈感がないので、一人でも、カップルでも、ご家族でもプライベート間を楽しむことが出来ます。

    利点 レストラン感覚の食事 好きなものを好きな時に注文できるというのは、まさに高級レストランでお食事をしているような満足感が得られます。

    欠点南周りなので欧州系と比べ時間がかかる。飛行距離が長いので欧州系航空会社の北回りと比べると2~8時間ほど所要時間の差が生じます。金曜日の夜に出発するなど、お休みの日にちや時間を効率的に使うと良いですね。


「良い物なら知名度関係なし」という新しい物に挑戦したいあなたにおススメ
  1. エミレイツ航空

    エミレイツ航空のビジネスクラス

    出典 エミレイツ航空

    座席 4.0
    食事 4.0
    機能・エンタメ 4.5
    サービス 4.0
    料金 4.0
    検証路線 成田~ドバイ
    使用機材 A380-800
    シートピッチ 121cm(ベッド177cn)
    座席幅 47cm
    リクライニング フラットシート

    利点 人気の機材!全航路の3分の1は人気機種の「空飛ぶうみがめ」と呼ばれる A380機。
    総2階建てで、ビジネスクラスは無料WI-FIにも接続可能。一度は乗ってみたい機材です。

    利点 欧州系に比べて料金が安め (27-32万円台)。エアチャイナほど格安ではないものの、質を考慮するとコストパフォーマンスがかなりよい航空会社です。

    利点サービス・席ともに満足点。独立型のシートではないものの、隣席との間にはパーティションがあり、プライベート感が保たれています。A380の機材はもちろん座席がフラットシート。
    エンターテイメントも充実しているので、機内で飽きることがなさそう。日本発着はもちろん日本語サービスもあり。
    顧客満足度も高く、毎年エアラインランキング上位に位置しています

    欠点南周りなので欧州系と比べ時間がかかる。カタール航空と同様に飛行距離が長いので欧州系航空会社の北回りと比べると2~8時間ほど所要時間の差が生じます。

    利点無料の送迎サービスもついている!ビジネスクラスを利用すると、現地到着・出発空港からホテルまでの無料往復送迎を利用することが出来る嬉しいサービスがあります。)

    利点冬にはファーストクラスのキャンペーンあり!11月~3月には、60万円前後でファーストクラスのキャンペーンが出ることがしばしば。
    他社のビジネスクラスとほぼ変わらない料金でファーストクラスで至福のサービスが受けられます。

  1. ターキッシュエアラインズ

    ターキッシュエアラインズのビジネスクラス

    出典 ターキッシュエアラインズ

    座席 4.0
    食事 5.0
    機能・エンタメ 3.5
    サービス 4.0
    料金 3.5
    検証路線 羽田~イスタンブール
    使用機材 BOEING 777-300ER
    シートピッチ 167cm (ベッド198cm)
    座席幅 56cm
    リクライニング 180度 フラットシート

    利点座席は広くて快適。ベッドの長さが平均ビジネスクラスの座席より広く作られているので、フラットシートにした時もゆったり過ごせます。足元の収納ボックスも便利。

    利点高級レストランのような食事。 スカイトラックス社による「最優秀ビジネスクラス機内食賞」を4年連続で受賞ということだけあり、美味しい食事が楽しめます。機内シェフが素敵なサービスや盛り付けもしてくれるので、味だけでなく、優雅な雰囲気でお食事タイムを過ごせます。

    利点飛行時間が欧州系と変わらず短い。中東系の航空会社は南回りのためイタリア方面への飛行時間がどうしても長くなりがちですが、ターキッシュエアラインズは他の欧州系航空会社と変わらない飛行時間の短さも魅力の一つです。

    利点就航都市が多い。イタリアの主要な8都市(ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、ナポリ、ピサ、ボローニャ、カターニア、バーリ)に運航便があり、ビジネスクラスでイタリア旅行をするには大変便利です。

    欠点座席はスタッガード(ジグザグ配列)でない。座席は快適なのですが、欠点といえばスタッガード型(ジグザグ配列)でないため、隣の人が寝ているときはまたいで通路に行かなければならないということ。
    新しいタイプの BOEING 787-9 ドリームライナーの機材(スタッガードシート)も少しずつ取り入れられてきています。

    欠点中東系の中では料金が高い(約40万円)。中東系の航空会社は料金が安いのも魅力ですが、ターキッシュエアラインズは、その中では若干高め。エコノミークラスは安めなのですが、ビジネスクラスは質もよいだけあり料金もそれなり。それでも、欧州系航空会社と同等の料金です。

安心の日系ビジネスで!

日本人のスチュワーデスさんの日本人向けのきめ細かなサービスが好評価のJALとANA。実際の評価はどうなのかしら?

  1. JAL

    JALのビジネスクラス

    出典 JAL

    座席 4.5
    食事 4.0
    機能・エンタメ 5.0
    サービス 5.0
    料金 2.0
    検証路線 成田~ヘルシンキ線
    使用機材 BOEING 787-8
    シートピッチ 188cm
    座席幅 65cm
    リクライニング 180度 フラットシート

    利点 座席は完全なプライベートな空間。JALが求める「まるで個室のようなプライベートな感覚」が叶ったシート設計になっています。出口以外はパーテーションに囲まれているので、他人の目を気にせずゆっくりできる、特に一人旅に快適な空間です。
    更に窓側、中央席の真ん中の席であれば、通路がないため、他の人の目に触れることがほとんどないでしょう。

    欠点逆に言えば閉塞感あり。個室をめざすプライベート感がありすぎて圧迫感があります。カプセルホテルにいるような感覚です。パーテーションを下げれば隣同志の会話はできますが、やはり少し離れています。

    利点 寝心地が最高。スカイスイートには、ベッド使用時に「エアウィーヴ」のマットレスと枕が用意されています。これが本当に寝心地が良いもので、機内に居ることを忘れてぐっすり寝すぎてしまうほど。

    利点 機内食が美味しい! 和食はもちろん定評がありますが、洋食、ドリンクなども豊富。また、好きなものを好きな時に食べられる、というサービスはもはやレストラン感覚。

    利点 きめ細かなサービスはやはり日系ならでは。 いたれりつくせりのおもてなしサービスは、目に見えないながらも、乗客にとって嬉しいサービス。ビジネスクラスに搭乗した「特別感」をより一層味わえるサービスです。

    欠点料金は割高。JAL、ANA共に、日系の航空会社はどうしても料金が高めに設定されているので、コストパフォーマンスがよい、とは言えません。やはり値段はともかく、JALに乗りたい。という方向けです。

ビジネスクラスで行くイタリアツアー

イタリアエクスプレス・ビジネスクラスツアー3つのポイント

  1. 座席はピンポイント指定

    航空便の詳細な座席指定

    ビジネスクラスの座席でも、航空会社、機材によって、席も様々。イタリアエクスプレスの座席指定は、窓側、通路側というご希望だけでなく、お座席表をもとに、「この席に座りたい」というお客様の細かいご希望に沿ってご予約をいたします。
    またこの機材ならこの座席が静か、スペースが広い、というようにきめ細やかなおススメのアドバイスも差し上げられます。

  2. ワンランク上のホテル選び

    ホテル選び

    ホテル選びはイタリアエクスプレスの最も重要視しているところサービス内容の一つです。
    旅の素材で一番の印象に残るものは、飛行機でもレストランでもなく、ホテルだからです。

    「印象に残るホテル選び」 それがイタリアエクスプスでのビジネスクラスプランにご依頼いただきましたお客様へのサービスです。

    *観光に便利な好立地であること。
    *雰囲気たっぷりのヨーロピアンタイプ、モダンで機能的なタイプ、お客様のお好みは?
    *団体客が宿泊しないことも重要な要素の一つ。
    *スタッフの対応の良いホテル。
    *お部屋の広さは?
    *お部屋からの眺めは?
    *バルコニー付き?

    など様々な観点から検証し、ホテルだけでなく、ホテルのお部屋を選びます。
    ホテルによっては、部屋指定もできますので、同ランクのお部屋の中でもお勧めのお部屋を選びます。

    ホテルとの綿密なコンタクトがあるイタリアエクスプレスならではのワンランク上のサービスです。

  3. 列車だってビジネスクラス

    列車のビジネスクラス利用

    出典 NTV

    主要都市間は高速列車で移動することが多いイタリア旅行。ここでもワンランク上のサービスを味わえます。

    イタリアの高速鉄道は、旧国鉄のトレニイタリア(一番高速なものはフレッチャロッサ、次にフレッチャアルジェントと続きます)と、フェラーリ出資のイタロの2社があります。
    どちらの会社とも、ビジネスクラスはワンランク上のサービスを提供しています。

    トレニイタリアのワンランク上のサービス

    トレニイタリアのエグゼクティブクラス&ビジネスクラス

    トレニイタリアでは、ビジネスクラス、そしてその上のエグゼクティブクラスが快適。 ビジネスクラスは座席の幅も広く本革シート。リクライニングもすべて電動。座席と座席の幅は1メートルもあり、小さなスーツケースも足元に置けてしまう。車内サービスはおつまみの他、ソフトドリンクやスプマンテ(発泡酒)のウェルカムドリンクサービスが受けられます。またイタリア語のみですが、新聞のサービスもあります。


    エグゼクティブクラスはまさに飛行機のビジネスクラス並み。1両に8-10席しか設けていないため、スペースは超広々。広い革張りシートには、足元のリクライニングまでついています。ビジネスクラス同様のウェルカムドリンクサービスだけでなく、食事の時間帯に重なる列車では、本格的な食事サービスもあります。

    更にエグゼクティブクラス利用の場合は、各駅に設置されているラウンジも利用できるので、出発まで落ち着いて過ごすことが出来ます。

    イタロのワンランク上のサービス

    イタロのクラブ・エグゼクティブ

    イタロでのワンランク上のサービスはプリマとその上のクラブ・エグゼクティブで受けることが出来ます。

    プリマでは幅広い革張りシートと、ワイン、ビール、ソフトドリンクなどのウェルカムドリンクサービスでゆっくりくつろげます。
    更に上のクラブエグゼクティブでは、ゆったりとしたオープンシートの他、個室の貸し切りもあるので、カップルやご家族でプライベート感を味わいたい場合にお勧めです。
    クラブ席はタッチスクリーンの個別テレビもあります。
    お食事はイタロボックスという高級駅弁が、別途有料で購入可能です。
    主要駅ではラウンジ利用が出来ます。



    座席幅ではトレニイタリアのフレッチャロッサが若干高得点。
    乗務員のサービスは断然イタロ。WIFIが繋がりやすいのはトレニイタリア。
    とそれぞれ長所と短所ががありますので、ご旅行の中で乗り比べてみるのも楽しいです。


イタリアエクスプレスのビジネスクラスプラン・おすすめコース

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