北イタリア周遊コースとお勧めルートをわかりやすく紹介!
「今度は北イタリアに行ってみたい!」
そう漠然と思いを描いてみたものの、自分で行き先を考える際、
- どの都市がおすすめなのか、
- どこにどのくらい時間を掛けるべきなのか、
- どういうルートで行くのが効率的なのか・・・
白紙状態から自分が漠然と思い描いている理想の旅をコースに具体化していくのは至難の業です。
ここでは、そんな悩みを解決すべく、北イタリアの魅力をお伝えするだけでなく、コースを考える時のポイントとアイデアをお伝えします。
まずは北イタリアについて知りましょう
イタリアは大きく「北イタリア」「中部イタリア」「南イタリア」に分けられます。
北イタリアは、ヴァッレ・ダオスタ州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、ヴェネト州、エミリア・ロマーニャ州があたります。
どこにどの州があるかなど勉強していただく必要はありません。大まかなに位置感覚をとらえて頂ければ大丈夫です。
面積は約12万平方メートルなので、日本でいうと関東地方と中部地方を合わせた面積と同じくらいです。
それほど大きくないですね? しかしながらこの小さな地域に魅力がぎっしり詰まっています。

北イタリアの4つの魅力
では、今なぜ北イタリアをおすすめするのか?
北イタリアの魅力をお伝えします。
- 自然が豊かで変化に富む!
- 世界的に有名な食がここにあり!
- 文化・歴史が多様で、一つの国でお得感あり!
- 交通の便が良い!
それでは一つずつ見ていきましょう。
1.北イタリアは自然が豊かで変化に富む!
自然が大好きな人も、そうでない人も、美しい風景を見ると心が和みます。
北イタリアは、南イタリアと比べて土地が肥沃で緑が多いのも特徴。美しい風景をかもし出す豊かな自然がたくさんあります。
ミラノの北には大小の湖が点在する湖水地方があります。
山岳ならば、フランスとの国境近くにはモンテビアンコを代表する西アルプス山岳。東アルプスには独特で素晴らしい景観のドロミテ山塊など見所の多い山々があります。


トリノ郊外のピエモンテ地方には、美しい丘陵地帯が続き、ブドウ畑が広がります。
リグーリア州には、チンクエテッレに代表されるリアス式海岸が続き海と街の景観が楽しめます。


いかがでしょうか? 海、山、湖、丘陵、平野、何でもありの美しいイタリアがここにあります。
もちろん街を中心に観光したい方も、都市間の移動の際に眺める風景だけでも楽しめます。
2.世界的に有名な食がここにあり!
イタリア料理の美味しさは世界的に評価を受けていて、日本でも大人気。一口にイタリア料理と言っても、各地方で、様々な郷土料理があります。
その中でも代表的なイタリア料理は、ここ北イタリアが本場なのです。
パルメザンチーズは、パルマ。生ハムの名産地も同じくパルマ。


日本ではミートソースとして知られてきたボロネーゼのパスタは、ボローニャが発祥。同じく、ラザニアもボローニャから生まれました。


デザートで言えば、ティラミスはトレヴィーゾ、最近日本でも売られ始めたイタリアのクリスマスのお菓子・パネットーネはミラノが発祥地。
グルメが好きな方ならば、北イタリアの食巡りの旅をしない理由がありません。
3.文化・歴史が多様で、一つの国でお得感!
イタリアは約160年前の統一前は数々の小さな独立国家だっため、地方ごとに文化、歴史が大きく異なるのが特徴です。
特に北イタリアは様々な異なる文化が発達したので、歴史や文化が好きな方にも見逃せない地域です。
ヴェローナやリミニにはローマ時代の遺跡があり、フェラーラにはビザンチン時代の建築物、トリノとその近郊は18世紀以降に栄えたサヴォイア家の王宮群、その他、中世の時代に栄えた小都市も沢山点在し、一つの国を回っているのに、都市を移動するごとに別の国に来ているような感覚になります。
まさに一つの国でたくさんの文化や歴史を味わえるお得なイタリアなのです。
4.交通の便が良い!
南イタリアやシチリアは交通の便が悪いところも多く、どうしても車を利用しなければ不便な場面も多いのですが、北イタリアは列車やバスの交通網が発達しているので、特に個人旅行者の強い味方です。
交通費などにあまりお金を掛けたくない方も、列車をうまく利用して、北イタリアの周遊ができます。

北イタリアの魅力についておかわりいただきましたところで、実際にお勧めの都市や回り方についてお話したいと思います。
北イタリアのお勧め都市
北イタリアでの主な主要都市は、ミラノ、ベネチア、ボローニャ、トリノ、ジェノヴァが挙げられます。
いずれも拠点となる都市なので、北イタリアを周遊するにあたり、いずれかの都市は訪れる事になるかと思います。
この中で、「絶対外せない街」は?「おすすめ度はどのくらい?」などを下でお伝えいたします。
ベネチア
おすすめ度 5.0
やはりイタリアに来たからにはベネチアは外せないところ。
町全体が水に浮かぶベネチアならではの独特な風景は、一生に一度は見てみたいものです。
大変な観光地と化している事や物価が高い事は否めませんが、それを差し引きしても訪れる価値ありです。
ベネチアの主な観光地としては、サンマルコ寺院、そしてその前にあるサンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿と旧牢獄の見学。その他小道をそぞろ歩いたり、写真を撮ったりで、半日は過ぎてしまいます。
時間の限られている人はこの半日を確保しておけばハイライトは見る事が出来ます。ただ時間があればもう1泊して、翌日はブラーノ島、ムラーノ島などの島巡りをすれば、本当とはまた違った落ち着いた雰囲気のベネチアを楽しめるので、おすすめです。
いずれの場合も、ベネチアは日帰りではなく宿泊が絶対にお勧め。治安の良いこの街で、人出が少なくなった夜の散策を是非楽しみましょう。
ミラノ
おすすめ度 3.5
日本からの直行便やヨーロッパ各国からの便も多いため、コースの始まり・または終わりの都市として滞在するのに便利。
観光都市としてはコンパクトなので、大聖堂周辺と最後の晩餐絵画鑑賞だけでも、ハイライト観光は済ますことが出来ます。
よって盛沢山コースやツアーでは半日のみの滞在の場合も多くあります。
ミラノは最新の流行発信地なので、ショッピングを楽しみたい人は、荷物が増えるので旅の最後をミラノ滞在にし、1日滞在したいところです。
トリノ
おすすめ度 4.5
イタリアで一番美しい街の一つでありながら、観光客がすくない穴場のトリノ。
落ち着いた街並みをゆっくり観光するのにもってこいのところです。
街は歴史的にフランスの影響を受けてきたため、フランスの香りが漂います。
美味しいカフェやチョコレートも有名なので、半日はエジプト博物館や王宮など、市内散策をし、午後は名門カフェテリアでゆっくりお茶を楽しむのはいかがでしょうか?
丸1日は過ごしたい所です。
ミラノから高速列車で1時間で行けるところも嬉しい。
ボローニャ
おすすめ度 4.0
ボローニャは美食の街としても有名。家庭的なトラットリアで、ボローニャ風パスタやトリテッリーニをワインと共に楽しんだり、それだけでもボローニャに行く価値はありそうです。
もちろんボローニャの街自体も見どころはぎっしり詰まっています。
朝は市場に繰り出し、地元の雰囲気を満喫。そのあとはマッジョーレ広場、サンペトロニオ教会、旧ボローニャ大学の解剖室を見学。
斜塔に登ったり、その他の街の散策を楽しみましょう。
半日あれば大まかな観光はできますが、お食事を楽しむことも考えて1日あればゆっくりできます。
またボローニャは近郊の街へ出かけるにもアクセスが良いところ。ここを拠点にして日帰り観光もお勧めです。
ジェノヴァ
おすすめ度 3.0
ジェノヴァは観光地としてはそれほど有名ではないものの、ヨーロッパ一大きな旧市街があるので、その旧市街の細い路地を散策したり、気持ちよい港の広場の散策、または王宮や美術館巡りなどもできます。
旧市街の観光時間としては半日あれば可能です。
ジェノヴァの難点は他都市とのアクセスが良くないこと。なので、わざわざ遠い道のりを掛けてジェノヴァだけを訪れる必要はないかな、という気持ちはあります。
有名なチンクエテッレの観光やリヴィエラ海岸の拠点にするのはよいでしょう。
主要都市の他、お勧めの小さな町はたくさんありますので、次のモデルコースの中で紹介いたします。
コースを作る時のポイント
北イタリアに限らず、周遊旅行をする際の方法としては、一筆書きが出来るルートであれば一番時間的に効率的です。
但し、移動と観光を繰り返しながら旅行をする問題点としては、
- 完全フリーで旅行する場合は、移動しながら観光するのは荷物の移動が大変
- 頻繁にホテルを変えるのは、パッキングに時間が掛かって疲れる
専用車を利用したプライベート旅行の場合・・・
大きな都市で連泊、移動の際に小さな都市を観光しながら次の都市へ。
1-2回は小さな都市での滞在も含める。というのが旅にバリエーションがでてお勧めです。
完全フリー型の旅行の場合・・・
基点となる大都市に滞在しつつ、小都市を日帰り観光するのがベターでしょう。
それでは、実際に北イタリアのおすすめモデルコースを挙げながら、その他お勧めの都市をご紹介します。
今回は北イタリア特集なので、コースは北に限られていますが、これにローマやフィレンツェをくっつければ、しっかりイタリア周遊ハイライトにもなります。
おすすめモデルコースとお勧め都市
まずは北イタリアのハイライトコースです。
①ミラノ・ヴェローナ・ベネチア・パドヴァ・ボローニャを6泊で周遊!
コースのポイント
このコースでは、ミラノ、ベネチア、ボローニャに宿泊、観光しつつ、ルート上通り道でもある、ヴェローナとパドヴァにも立ち寄りながら観光する盛沢山のコースです。
都市間は全て列車で移動するので、送迎・案内付きの場合も、完全フリー旅行の場合も、可能なのがポイント。
このコースのお勧めの街 ヴェローナ
おすすめ度 4.5
ミラノとベネチアの間にあるため、移動中に立ち寄るにもちょうどよい位置のこのヴェローナは町の魅力もたくさん。
まず街の大きさがちょうど良いので、散策をするのに安心で楽しいところです。
見所はローマ時代の円形闘技場アレーナ。コロッセオのようなところですが、保存状態はコロッセオよりも良いので外部だけでなく是非内部の見学もしたいところです。
そして、ロミオとジュリエットで有名なこのヴェローナには、それぞれの家があります。ジュリエットの家の中庭にはジュリエットの像もありますので、それに触れて幸せになりましょう。
散策を続けて街の中心のエルベ広場まで歩けば、ヴェローナの街の雰囲気が伝わってきます。
半日あれば旧市街の散策は済ますことが出来ます。
このコースのお勧めの街 パドヴァ
おすすめ度 4.0
このパドヴァの街もベネチアに近く交通の便も悪くないにも関わらず、あまり日本人には知られていないところです。
ベネチアより列車で30分。駅から徒歩にて7‐8分で、ジョットのフレスコ画で有名なスクロヴェーニ礼拝堂へ到着。
大迫力のフレスコ画に圧倒されてしばらく鑑賞。
その後は、トラムなどで町の中心へ移動し、聖アントニオ聖堂、ラジョーネ宮、ヨーロッパ最大級の広場であるプラート・デッラ・ヴァッレなどを散策します。
少なくとも半日の所要時間が必要です。
ルートマップ
ミラノからスタートし、ボローニャで終了する一筆書きのルートです。

モデルスケジュール
日 | 日 程 |
---|---|
1 | 日本または他都市よりミラノへ移動。 【夜】ミラノ着。 ミラノ泊 |
2 |
午前中にミラノ市内観光。 最後の晩餐鑑賞と大聖堂を中心にサラリと観光をしましょう。 午後はスフォルツェスコ城を散策、またはショッピングでゆっくり。 夜は人気のナヴィリ地区でアペリティーボもおすすめ ミラノ泊 |
3 | 8時過ぎにホテルを出発。 9時頃の高速列車でヴェローナへ (約1時間15分) ヴェローナに到着したら、ホテルにスーツケースを置いて、ヴェローナ観光へ! 古代ローマ時代円形闘技場、ジュリエットの家、エルベ広場、など、半日で見学しましょう。 小さな街の夜のそぞろ歩きも楽しい! ヴェローナ泊 |
4 | 9時前にホテルを出発。 9時半頃の高速列車で、ベネチアへ (約1時間15分) ベネチアに到着したら、ホテルにスーツケースを置いた後、ベネチア観光へ! お昼前に到着すれば、一日ベネチアの観光を楽しめます。2‐3時間でサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿付近の観光。 その後は、ゴンドラに乗ったり、ウィンドーショッピングをしても飽きる事がありません。 ベネチア泊 |
5 | 朝、9時頃にホテルを出発 サンマルコ広場近くのホテルの場合は、水上バス又はタクシーに乗って駅まで向かうので、列車出発1時間前の余裕が必要です。 10時頃の列車でパドヴァへ(約30分) パドヴァ着後は、スーツケースを駅の荷物預かり所に預けてパドヴァ観光を楽しみましょう。夕方まで一日観光の時間があります。 トラムを利用して聖アントニオ聖堂やスクロヴェーニ礼拝堂など、見どころ満載のパドヴァを楽しみます。 夕刻再び列車に乗りボローニャへ(約1時間) ボローニャ泊 |
6 | この日は終日ボローニャ観光。朝は市場を見学の後、マッジョーレ広場周辺の観光をし、斜塔にも登ってみましょう。赤レンガの屋根のパノラマが望めます。 昼食と夕食はボローニャ名物料理も楽しみましょう。 ボローニャ泊 |
②ミラノ・トリノ・ランゲ地方を4日間で周遊!
コースのポイント
このコースでは、ミラノとトリノに加えて、ワイン、トリュフ、で有名なランゲ地方を日帰り観光するコースです。
トリノやランゲ地方があるピエモンテ州は、美味しいものがたくさんあるグルメの方にとっても見逃せない地域です。
またランゲ地方はトスカーナのように美しい丘陵地帯が広がるところ。
素晴らしいパノラマを見ながら、小さな村を散策したり、ワイナリーを見学したり、美味しいピエモンテ地方の郷土料理に舌鼓を打ったり、満喫できる超おすすめルートです。
ただし、ランゲ地方はあまり交通の便が良くありません。
充実した旅行にするために、完全フリー旅行を計画している方もこの日だけは、専用車で回るのが本当はお勧めです。
ただ、完全フリー旅行の方のために、一日で回れる町は2つだけになりますが、公共交通機関で行く場合のルートも記しておきます。
このコースのお勧めの地区 ランゲ地方
おすすめ度 4.5
ランゲ地方とはトリノの南60‐80キロのところにある丘陵地帯です。

そのブドウ畑が広がるパノラマの美しさは世界遺産に登録されています。
ランゲ地方の中心であり白トリュフで有名なアルバの街を散策し、赤ワインで有名なバローロ街を訪れ中世の小さな旧市街を散歩。ワインを飲みながら美味しいピエモンテ料理を楽しみ、ラ・モッラで360度広がる世界遺産のパノラマを楽しめば、ワイン好き、食好き、綺麗な景色好きな方、皆を満足させてくれる一日になります。
専用車であれば、一日でこの3つの街を巡る以外にワイン好きであればワイナリーの見学、そうでなければ素敵なお城・グリンザーネカヴール城へ立ち寄ることもできます。

日本人に知られていない素敵なところに行けば、帰国してから自慢できますよ。
ルートマップ
ミラノからトリノは列車で、トリノからの日帰りランゲ地方観光は。車で周遊するルートです。

モデルスケジュール
日 | 日 程 |
---|---|
1 | 日本または他都市よりミラノへ移動。 【夜】ミラノ着。 ミラノ泊 |
2 |
午前中にミラノ市内観光。 最後の晩餐鑑賞と大聖堂を中心にサラリと観光をしましょう。 午後はスフォルツェスコ城を散策、またはショッピングでゆっくり。 夜は人気のナヴィリ地区でアペリティーボもおすすめ ミラノ泊 |
3 | 8時過ぎにホテルを出発。 9時頃の高速列車でトリノへ (約1時間) トリノに到着したら、ホテルにスーツケースを置いて、トリノ市内観光へ! モーレアントネッリアーナの塔に登りパノラマを見たあとは、カステッロ広場と王宮、サンカルロ広場とエジプト博物館を見学しましょう。 午後は老舗カフェで伝統のチョコレートドリンク「ビチェリン」を楽しむのも忘れないで。 トリノ泊 |
4 | この日は専用車にてランゲ地方の郊外観光へ! ***完全フリー旅行の方のモデル日程*** |
次のモデルルートは、見どころの多い街が点在するエミリアロマーニャ州を車で周遊するパターンです。
電車で回りたい方は、④のコースをご覧ください。
③ボローニャ・リミニ・サンマリノ・ラヴェンナ・フェラーラ・パルマ・マントヴァを専用車で周遊!
コースのポイント
このコースでは、多くの見どころが点在するエミリアロマーニャ州の各地を専用車で効率的に回るルートです。
各都市間は1時間足らずなので、移動も疲れず便利です。
このコースのお勧めの街 フェラーラ
おすすめ度 4.5
ボローニャから列車で30分のところにあるフェラーラは日帰り観光にも便利なところ。
外観が素晴らしく、内部も旧牢獄、塔、テラスなど見所の多いエステンセ城、フレスコ画が素晴らしいスキファノイア宮殿、そして美しいファサードの大聖堂などを見学すれば半日でも観光は可能です。


ただし、フェラーラは町全体が世界遺産となっているだけあり、ゆっくり散策も楽しみたいところ。
街のいたるところに中世の雰囲気が漂う広場や小道があります。特に夜はエステンセ城のライトアップを見たり、中世にタイムスリップしたような気分にさせてくれるヴォルテ通りなどの散策が楽しめるので、是非1泊がおすすめです。

このコースのお勧めの街 マントヴァ
おすすめ度 4.0
三方が湖に囲まれたマントヴァ。町に入るときに島に来たかのような錯覚に陥る雰囲気のある美しい街です。
下のモデルルートでは、1日でボローニャ~パルマ~マントヴァ~ボローニャと車で回るルートです。大きな都市とのアクセスが良くないため、完全フリー旅行の方は、ボローニャを基点にする場合は、列車にて一回乗換えでアクセス可能です。
街はコンパクトですが、見どころが詰まっています。ドゥカーレ宮殿、サンジョルジョ城、サンタンドレア聖堂、ドゥオーモ、学術劇場等が旧市街に集まっていますので、散策と合わせて半日で可能です。敷地の広いテ宮殿も見学する場合は終日時間が掛かります。
湖や公園も旧市街のすぐ脇にありますので、歴史も美しい自然も好き!という方にお勧めの街です。
マントヴァ名物のかぼちゃのトルテッリを賞味するのもお忘れなく!

マントヴァは世界遺産でありながら、日本人にあまり知られていない穴場のおすすめ都市です。
ルートマップ
専用車利用なので、移動をしながら各地を観光するパターンです。

モデルスケジュール
日 | 日 程 |
---|---|
1 | 日本または他都市よりボローニャへ移動。 【夜】ボローニャ着。 ボローニャ泊 |
2 |
散策をしながらボローニャ市内終日観光。朝は市場を見学、マッジョーレ広場、市庁舎、大聖堂、観光をし、斜塔にも登ってみましょう。赤レンガの屋根のパノラマが望めます。サントステファノ教会群やポルティコ(柱廊)の散策も是非。 夜はボローニャ郷土料理を楽しみましょう。 ボローニャ泊 |
3 | 9時頃ホテルを出発。 専用車にてパルマへ(約1時間10分) パルマに到着したら、パルマ観光へ! パルマの見どころは旧市街に集中しています。大聖堂、洗礼堂、ピロッタ宮、ヨーロッパ最古のファルネーゼ劇場などを徒歩観光して半日です。 昼食後にパルマを出発、マントヴァへ。(約1時間) マントヴァ観光はドゥカーレ宮殿、サンジョルジョ城、サンタンドレア聖堂、ドゥオーモ、学術劇場を半日で見学しましょう。 夕刻マントヴァ発、ボローニャへ(約1時間) ボローニャ泊 |
4 | 9時頃ホテルを出発。 ボローニャ発、専用車にてサンマリノへ (約1時間15分) サンマリノの見どころは3つの砦巡りと中世にタイムスリップしたような旧市街の散策。記念に入国スタンプをもらう事。 それでも観光時間は1‐2時間あれば十分です。 その後、リミニへ(約40分) 午後はリミニで昼食と観光。旧市街を散策すれば、ローマ帝国時代の遺跡であるアウグストゥスの凱旋門やティベリオ橋などを見学する事が出来ます。 観光時間は半日でOKです。 リミニ泊 |
5 | 朝、9時頃にホテルを出発 専用車にてラヴェンナへ(約1時間) ラヴェンナ観光では、サン・ヴィターレ教会、ガッラ・プラチディア霊廟、サンタポリナーレ・ヌオヴォ教会、水没したサンフランチェスコ地下聖堂などを終日かけて見学しましょう。(見どころの多いラヴェンナは半日3時間程度では時間が足りないです) 夕刻、フェラーラへ(専用車にて約1時間15分) フェラーラ着後は、フェラーラの夜景と夕食を楽しみましょう。 フェラーラ泊 |
6 | この日は終日フェラーラ観光。エステンセ城、スキファノイア宮殿、カテドラル、を昼食を挟みながら見学しましょう。 夕刻、ボローニャへ(専用車にて約1時間) ボローニャ泊 |
④ボローニャ・パルマ・サンマリノ・ラヴェンナ・フェラーラを列車で周遊!
コースのポイント
このコースでは、完全フリー旅行の方のために列車で観光が出来るように、全てボローニャからの日帰りルートとしています。荷物の移動もなく楽ちんです。
郊外で1泊希望の場合は、1泊分の荷物だけ持って、ボローニャ→ラヴェンナ(1泊)→(直通列車で)フェラーラ→ボローニャ、またはボローニャ→サンマリノ→リミニ(1泊)→(直通列車で)ラヴェンナ→ボローニャとすることもできます。
ルートマップ
ボローニャを拠点とした日帰りルートです。

モデルスケジュール
日 | 日 程 |
---|---|
1 | 日本または他都市よりボローニャへ移動。 【夜】ボローニャ着。 ボローニャ泊 |
2 |
散策をしながらボローニャ市内終日観光。朝は市場を見学、マッジョーレ広場、市庁舎、大聖堂、観光をし、斜塔にも登ってみましょう。赤レンガの屋根のパノラマが望めます。サントステファノ教会群やポルティコ(柱廊)の散策も是非。 夜はボローニャ郷土料理を楽しみましょう。 ボローニャ泊 |
3 | 8時45分ホテルを出発。 09:15頃発の高速列車にてパルマへ(約50分) 10時過ぎにパルマに到着したら、終日パルマ観光へ! 駅から旧市街中心までは徒歩10分。パルマの見どころは旧市街に集中しています。サンパオロ修道院でフレスコ画を鑑賞した後、大聖堂、洗礼堂、ピロッタ宮、ヨーロッパ最古のファルネーゼ劇場など。同じチケットで国立絵画館も入場可能ですので、レオナルドダヴィンチの名作品も鑑賞。ここまでで、半日3時間で可能。パルマ料理の昼食や小道の散策も入れると終日です。 16時半頃の急行列車にてボローニャへ(約1時間) 17時半頃ボローニャ着 ボローニャ泊 |
4 | 8時頃ホテルを出発。 8時15分ボローニャ発、高速列車にてリミニへ (約1時間) 9時15分リミニ着後、9時40分発のバスにてサンマリノへ(約40分) 10時20分頃、サンマリノ到着後、観光へ!サンマリノの見どころは3つの砦巡りと中世にタイムスリップしたような旧市街の散策。記念に入国スタンプをもらう事。 それでも観光時間は1‐2時間あれば十分です。 12時40分頃のバスにてリミニへ(約40分) 13時20分頃、リミニ・アウグストゥスの凱旋門前にて下車。リミニで昼食と観光をしましょう。旧市街を散策すれば、ローマ帝国時代の遺跡であるアウグストゥスの凱旋門やティベリオ橋などを見学する事が出来ます。 16時15分頃の高速列車にてボローニャへ 17時15分頃、リミニ着 列車、バスの時刻表は時期・曜日により変わりますので、各自ご確認下さい。 イタリア国鉄・トレニイタリアの時刻表 リミニ⇔サンマリノ間バス時刻表 ボローニャ泊 |
5 | 8時半頃ホテルを出発。 9時頃ボローニャ発、普通列車にてラヴェンナへ (約1時間10分) 10時10分頃ラヴェンナ到着後、ラヴェンナ観光へ! アリアーニ洗礼堂、サンヴィターレ聖堂、ガラプラチーディア霊廟、大聖堂、ネオン洗礼堂、、水没したサンフランチェスコ地下聖堂、ダンテの墓などを見学して約半日3時間。昼食を挟んでサンタポリナーレ・ヌオヴォ教会の観光をして終日。 16:45の普通列車にてボローニャへ(約1時間10分) 18時頃、ボローニャ着 ボローニャ泊 |
6 | 最終日は終日フェラーラ観光。 08:45頃ホテル発、 09:15頃の急行列車にてフェラーラへ(約30分) 09:45頃フェラーラ着後、観光へ! 駅から中心までは徒歩15分。エステンセ城、カテドラル、市庁舎、を午前中に見学。昼食を挟んで、ヴォルテ通り、スキファノイア宮殿の見学しましょう。 17:00過ぎの急行列車にてボローニャへ(約40分) 17:40頃ボローニャ着 ボローニャ泊 |
最後のコースは、ミラノ、ベネチア、チンクエテッレ、三方離れていて、一見移動しずらそうなコースを効率よく回るルートです。
⑤ベネチア・ミラノ・チンクエテッレを4泊で周遊!
コースのポイント
このコースは、ミラノやベネチアのハイライトも行きたいけど、チンクエテッレのリゾートにも行きたい方にピッタリ。
効率よく回る事の出来るルートをご紹介します。
都市間は全て列車で移動するので、送迎・案内付きの場合も、完全フリー旅行の場合も可能です。
ベネチア、ミラノはそれぞれ半日ずつとコンパクトにまとめているので、時間に余裕がある方は、もう半日ずつ付け足して、散策の時間も入れてくださいね。
サンタマルゲリータリグレでもう1泊して、ポルトフィーノなどの近郊の街へ出かけるのもおすすめです。
このコースのお勧めの街 チンクエテッレ・ヴェルナッツァ
おすすめ度 4.5
チンクエテッレの5つの村の中のハイライトの村でもあるヴェルナッツァ。
村は小さくくるりと見るだけならば簡単に見られてしまうものの、個性的な街並みは本当にフォトジェニック。
絵葉書に出てくる上の写真からのパノラマが見られる高台にも是非登ってほしい。モンテロッソへのハイキングコースを歩き始めるとすぐに高台からヴェルナッツァを見下ろす素敵な景色に出会えます。
この風景をみて戻ってくれば、往復徒歩10分。
ルートマップ
ベネチアからスタートし、サンタマルゲリータリグレで終了するルートです。
終了後、飛行機に乗る場合はジェノヴァから他都市へ移動するのが便利です。

モデルスケジュール
日 | 日 程 |
---|---|
1 | 日本または他都市よりベネチアへ移動。 【夜】ベネチア着。 ベネチア泊 |
2 |
午前中にベネチアの観光をしましょう。2‐3時間でサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿付近の観光。 その後は、ゴンドラに乗ったり、小道の散策。 昼食の後、15時頃にはホテルを出発。 16時頃の高速列車にてミラノへ(約2時間半) 18時半頃、ミラノ着。 ミラノ泊 |
3 | 午前中にミラノ市内観光。 最後の晩餐鑑賞と大聖堂内部見学、スフォルツェスコ城の外観を中心にサラリと観光をしましょう。
12時過ぎにホテルを出発。 13時過ぎの直通列車にてサンタマルゲリータリグレへ(約2時間10分) ※ミラノから乗り換えなしの直通列車は本数が少ないので、各自ご確認下さい。 15時半頃、サンタマルゲリータリグレに到着。その後はサンタマルゲリータリグレの市内散策観光を楽しみましょう! サンタマルゲリータリグレ泊 |
4 | 終日チンクエテッレ日帰り観光 8時頃にホテルを出発。 08:20のインターシティとチンクエテッレエクスプレスを乗り継いでリオマッジョーレへ (約1時間) 09:30頃リオマッジョーレ着後、散策観光 10:25頃のチンクエテッレエクスプレスにてマナローラへ 10:30頃マナローラ着後、散策観光 11:25頃のチンクエテッレエクスプレスにてコルニリアへ 11:30頃コルニリア着後、市バスにて中心へ(バスにて5分) 11:40頃コルニリア中心着後、散策と昼食 14:10頃のチンクエテッレエクスプレスにてヴェルナッツァへ 14:15頃ヴェルナッツァ着後、散策観光 15:34頃のチンクエテッレエクスプレス(4分)、又は15:45発の船(15分)にてモンテロッソへ ※一回は船を入れると海からの景色も眺められるのでお勧めです 15:40頃、船の場合16:00着後、モンテロッソアルマーレの観光 16:55頃のインターシティにてサンタマルゲリータリグレへ 17:40頃サンタマルゲリータリグレ着。 ※上記の時間は一例です。季節、曜日により時刻表は変更しますので各自ご確認下さい。 サンタマルゲリータリグレ泊 |