もう服装で悩まない!イタリア2月・冬の服装はこれ!
- イタリア旅行を予定されている皆さんに、服装のアドバイスを差し上げます。気温やデータを見ただけでは分からない、実際のところをお知らせします!
2月の天気
2月はカレンダーの上では、冬の最終月!そろそろ春に向かって少しずつ暖かくなる時でもあります。 2月のイタリアの天気をよく知って、正しく旅行準備をしてくださいね。
それでは、日本の気温、降水量と、イタリアの各地のものを比べてみましょう。
イタリア各地と東京の2月の気候を比較
最高気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|
東京 | 10℃ | 2℃ | 56 ㎜ |
ミラノ | 8℃ | 3℃ | 66 ㎜ |
ベネチア | 9℃ | 1℃ | 48 ㎜ |
フィレンツェ | 11℃ | 4℃ | 66 ㎜ |
ローマ | 14℃ | 3℃ | 75 ㎜ |
パレルモ | 16℃ | 7℃ | 69 ㎜ |
いかがですか? 大まかには、東京の気温、降水量と同じようですね。ただ、ローマ以南の南イタリアでは、最高気温が14度以上になりますので、晴れれば早春の兆しもあります。
2月は周期的に天気が崩れることはありますが、それでも大量に雨が降ることは殆どなく、小雨や、どんより曇りの日になる程度。降水量としては多くありません。
ただ、日が差さないと途端に寒く感じるので、やはり防寒対策は1月同様必要ですね。
そして後半になるとだいぶお天気も安定してきます。
爽やかな晴れの日も続くと気温も上がってくるわけです。1月と比べても最高気温が2度ほど高くなっているのも納得です。
さて、雪は降るのでしょうか? - 1月ほど寒くないとは言っても場所によって、そしてその年によっては都市部で雪が積もるときもあります。
冬全体としていえることですが、南部は殆ど雪は降りません。
北部の山岳地帯や標高の高いところは頻繁に降りますが、観光客が良く訪れる都市の中では、ではミラノ、トリノ、ボローニャのような北部の都市で、雪が降るときがあります。
霧はイタリア北部の平野部で依然として多く、霧がある日は、晴れていても太陽が顔を出さないので、一日中曇りのような感覚です。
ベネチアのアックアアルタの季節もまだ続きます。
高潮の日にお出かけの際は、注意してください。ベネチア市で3日間の高潮予報を出していますので、参考にされてください。
ベネチア市・アックアアルタ(高潮)予報(英語版)
2月の服装は?
イタリアの街角の服装をチェックしてみましょう
2月のお天気の説明を聞いてみると、持っていく洋服に迷ってしまいます。
つまるところまだ寒いのでしょうか。それとも少し暖かいのかしら?
それでは2月の街角の様子を見てみましょう。
上着はほぼ12月や1月と同じように、真冬の様相ですね。ダウンジャケットやコートを着ている人が多いです。
マフラーを巻いている人もいますね。
何をもっていけばよい?
2月の旅行に持っていく洋服は、とっても寒い日と、あまり寒くない日の両方に対応できるようにしましょう。
とっても寒い日のために、マフラーや手袋は持参。寒くないときは外せばよいです。
とっても寒い日のために、タイツやスパッツ、インナーを来て、重ね着で対応しましょう。
靴下も暖かい靴下を持っていくと石畳を長く歩いても寒くないのでよいです。
北イタリアはまだ寒い日も多いですが、ローマあたりでは、気温を見てもわかるように最高気温が14度程度まで上がる日もありますので、早春の気候です。
周遊旅行の方は、都市によって重ね着の度合いを変えればよいでしょう。
女性の2月の旅行に適した服装の一例
ミセスの2月の旅行に適した服装の一例
男性の2月の旅行に適した服装の一例
まとめ
- 2月は冬の終わり。前半は寒くても後半は少しずつ暖かくなる日もあり。
- 上着は1月同様、コートや厚手のダウンなどでОK
- 北イタリア旅行なら手袋やマフラー、帽子は必須。南イタリアのみの旅行ならば不要。
- インナーやタイツを活用して、重ね着で対応しましょう。