もう服装で悩まない!イタリア旅行10月の服装はこれ!
- イタリア旅行を予定されている皆さんに、服装のアドバイスを差し上げます。気温やデータを見ただけでは分からない、実際のところをお知らせします!
10月の天気
季節の変わり目の10月は、一年の中で、一番洋服選びに難しい月、と言っても過言ではありません。
色々なパターンを想定して、服装を準備していくと良いですね。
それでは、日本の気温、降水量と、イタリアの各地のものを比べてみましょう。
イタリア各地と東京の10月の気候を比較
最高気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|
東京 | 22℃ | 14℃ | 198 ㎜ |
ミラノ | 17℃ | 11℃ | 102 ㎜ |
ベネチア | 18℃ | 10℃ | 73 ㎜ |
フィレンツェ | 21℃ | 12℃ | 86 ㎜ |
ローマ | 22℃ | 11℃ | 107 ㎜ |
パレルモ | 25℃ | 15℃ | 80 ㎜ |
最高気温に関しては、ミラノ・ベネチアなどの北イタリアは少し低めで、フィレンツェ以南の中南部はほぼ東京と同じ。
最低気温もほぼ東京と変わりませんが、朝晩の気温の差があり、昼に比べてぐっと涼しくなる感覚です。
10月の気候は、夏も終わり秋の気配、そして雨季の始まり、と言っても良いでしょう。
と言っても、上記の気温と降水量の比較でもわかるように、東京の降水量の約半分。イタリアの夏の時期に比べれば雨が多いだけで、東京ほどの降水量はありません。
雨もしとしと雨が降り始めるころでもありますが、特にイタリアの北西部ではしばしば短時間に大雨が降ることがあり、洪水が起こる季節でもあります。
10月の前半は、まだお天気が安定していることが多く、お天気に恵まれる日も多くあります。そのため日中では半袖でいる人もまれにいるほど。と、いってもこれは薄着の外国人の話。シチリア島に10月前半に旅行する以外は、10月の旅行に半袖を持参する必要はないでしょう?。シチリアではまだまだ海水浴も可能です。
ただ朝晩はだいぶ気温が下がってきますので、ジャンパーやジャケットが必ず必要になってきますね。
9月に比べて、日も短くなってきますので、その分朝晩が寒くなります。10月の最終土曜日で夏時間も終わりですので、そのあとは更にぐっと日が短くなります。
10月の後半は、前半より雨が降ることが多くなります。
基本的には、10月は、「晴れれば、暖かくポカポカ陽気。雨が降るとぐっと気温も下がる」というイメージでよいでしょう。
一方、アオスタやドロミテなどの山岳部は、すっかり秋・初冬の様子。
標高の高い所では雪も降りはじめるので、しっかり防寒具も必要になります。
10月の服装は?
イタリアの街角の服装をチェックしてみましょう
10月は暖かい日もあれば、寒い日もあるんですね。ますます持っていく洋服に悩んでしまいそう。10月のイタリア人の服装はどんな感じですか?
それでは10月の街角の様子を見てみましょう。
基本的にはみなさんジャンパーのような上着を着てますね
暖かい日中は、上着を脱いでカーディガンのような軽装で過ごす場合もありそうです。
何をもっていけばよい?
10月の旅行に持っていく洋服は、 暖かい日の昼間は、シャツにカーディガンや薄いセーターのような服装で。もちろん暖かくても、夕方の為に上着もお忘れなく。上着は革のジャケット、薄いダウンジャケット程度の厚さのものがよいでしょう。
それから、ブーツを履いてもおかしくない季節ですか?
もちろんです。イタリア人は結構厚着ですので、9月頃からブーツを履いている人もいますよ。
いずれにしても、徒歩で観光することが多いので、靴は歩きやすい靴でお願いします。
まだ、手袋やマフラーが登場するには早すぎる季節ですね。雨が降る時もあるので、折り畳み傘もお持ちくださいね。
全体的には、日本で着てる服装を持参すればよいと思います。
そして、未だこの季節は北イタリアと南イタリアで、それほど気温差がないので、ミラノからローマ近辺まで周遊される方も、同じような服装で大丈夫です。
女性の10月の服装の一例
ミセスの10月の服装の一例
男性の10月の服装の一例
まとめ
- 10月前半はお天気が安定している事も多いが、雨の日も少し増える
- ジャンパー、ジャケットは必需品。日中晴れている時はカーディガンでも
- 折り畳み傘もお忘れなく
- 徒歩観光が多いので歩きやすい靴を持参。ブーツもOK