もう服装で悩まない!イタリア旅行11月の服装はこれ!
- イタリア旅行を予定されている皆さんに、服装のアドバイスを差し上げます。気温やデータを見ただけでは分からない、実際のところをお知らせします!
11月の天気
11月はイタリアでも秋の真っ盛りの時期。1年の中で一番雨が多い時期でもあります。
暖かい観光シーズンは過ぎたものの、服装や持ち物をしっかり準備して行けば、混雑や雑踏の少ない気持ちの良いイタリア旅行を楽しめます!
それでは、日本の気温、降水量と、イタリアの各地のものを比べてみましょう。
イタリア各地と東京の11月の気候を比較
最高気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|
東京 | 16℃ | 8℃ | 93 ㎜ |
ミラノ | 11℃ | 6℃ | 94 ㎜ |
ベネチア | 12℃ | 4℃ | 65 ㎜ |
フィレンツェ | 14℃ | 7℃ | 107 ㎜ |
ローマ | 17℃ | 6℃ | 110 ㎜ |
パレルモ | 21℃ | 11℃ | 84 ㎜ |
どうですか?春、夏の間は、イタリアでは北も南もおおよそ同じような気温と気候でしたが、11月、つまり秋冬になってくると、イタリアでは、北と南で気候が少し変わってきます。
フィレンツェ以北の中北部イタリアでは、東京より少し寒く、ローマ以南での南イタリアでは、東京より少し暖かい気候です。
朝晩と日中の気温の差が大きいのも、日本と異なるところですね。
11月のイタリアは、10月と比べて寒さが増し、気温もぐっと下がってくる時期です。
そろそろ家庭では暖房を入れる時期でもあります。
降水量も10月終盤から11月にかけて一年のうちで一番多くなり、時には大雨が降ることもあります。
ただ、もともと一年の降水量は東京と比べて約半分のイタリア。
降水量が一番多いこの時期でも、東京の雨の少ないこの時期と比べてほとんど変わりませんので、梅雨のようなイメージは不要です。
イタリア北部では、11月頃から霧が出てきます。ミラノ、ベネチア、ボローニャなどの平野部では、霧が出て真っ白になることも時々あります。
またベネチアでは、11月のこの時期から3月頃まで、アックアアルタと言って、高潮が発生し、中心部が水に浸かる事も起こりますので、高潮の日の観光は少し注意が必要です。
海も11月から3月初旬までの冬の時期は荒れることが多いので、カプリの青の洞窟もこの時期あたりから入ることが出来る確率も低くなります。
標高の高い所では雪が降り始める頃ですが、平地は、東京と同じように11月に雪が降ることはほとんどありません。
11月の服装は?
イタリアの街角の服装をチェックしてみましょう
11月はだいぶ寒くなる時期ですね。皆さんもうコートを着ている時期かしら?手袋やマフラーも持って行ったほうがいいですか?
それでは11月の街角の様子を見てみましょう。
セーターにジャンパーやダウンジャケット、という人が多いですね。
写真は日中で晴れている日のものですし、それほど真冬の様相でもありません
。
大体、日本の11月の服装と同じと言ってもよいですね。
何をもっていけばよい?
11月の旅行に持っていく洋服は、セーターに厚手のジャンパーやダウンジャケット、ダウンのコート、などがよいでしょう。厚手のロングコートまでは、この時期はまだ不要です。
11月前半は急に気温が上がりポカポカ陽気の時もあります。そんな時はコートが不要になります。
北イタリアに行く方は、朝晩はかなり冷え込みますので、手袋やマフラーも持って行ったほうがいいですね。
逆に南イタリアでは、真冬でも厚手のコート、手袋、マフラーは不要です。
また石畳は冷えるので、足元はしっかり暖かいものを用意してくださいね。歩きやすい底のしっかりした靴が便利です。
女性の11月の服装の一例
ミセスの11月の服装の一例
男性の11月の服装の一例
まとめ
- 11月は気温も下がり、肌寒い日が多い。
- 厚手のジャンパー、ジャケットが必需品。
- 折り畳み傘もお忘れなく
- 北イタリア旅行なら手袋やマフラーもあると良い。南イタリアだけならば不要。
- 足は冷えやすいので靴下や厚手の靴で暖かめに。