もう服装で悩まない!イタリア3月・春の服装はこれ!
- イタリア旅行を予定されている皆さんに、服装のアドバイスを差し上げます。気温やデータを見ただけでは分からない、実際のところをお知らせします!
3月の天気
3月はイタリアでも春の始まり!嬉しい季節ですが、服装はどうにも難しいところ。
3月のイタリアの天気をよく知って、正しく旅行準備をしてくださいね。
それでは、日本の気温、降水量と、イタリアの各地のものを比べてみましょう。
イタリア各地と東京の3月の気候を比較
最高気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|
東京 | 14℃ | 4℃ | 118 ㎜ |
ミラノ | 13℃ | 6℃ | 80 ㎜ |
ベネチア | 13℃ | 4℃ | 48 ㎜ |
フィレンツェ | 14℃ | 6℃ | 70 ㎜ |
ローマ | 17℃ | 4℃ | 59 ㎜ |
パレルモ | 18℃ | 8℃ | 58 ㎜ |
いかがですか? 大まかには、東京の気温とほぼ同じですね。ただローマ以南の南イタリアでは東京より3-4度暖かい傾向です。降水量は東京と比べてぐっと少なく約半分くらいです。
3月は冬から春の季節の変わり目です。
平均気温は2月と比べると3-4度高くなりますので、明らかに春の訪れと言ってよいでしょう。
ただ、イタリアでは「3月はキチガイ天気」と言われるように、お天気が不安定な月でもあります。
暖かい日が続いたと思えば、急に冬に逆戻りしたり、一日の中でも目まぐるしくお天気が変わったりすることが良くあるからです。
そのため、特に3月の前半は時々寒さが逆戻りをして、雪が降ることもまれにあります。
といってもそれは北部のみで稀なことなので、基本的には厚手のコートはもう不要といってよいでしょう。
3月の後半は南からの高気圧が張り出してくるおかげで気温が上がってきます。
アフリカからの温かい風が砂漠の砂まで持ってきて、南イタリアでは洗濯物や車が砂だらけになることもあります。
3月は風が強い日が多いので、その分波の高い日も多くなります。カプリの青の洞窟のシーズンまではもう少しですね。
そしてついに3月の最終日曜日からは夏時間が始まります。
夏時間になると一気に日が延びて、3月下旬は19時半頃まで明るくなり観光にはもってこいの季節になります。
ベネチアのアックアアルタの季節は季節の変わり目の3月も起こりやすいので、
高潮の日にお出かけの際は、ベネチア市の高潮予報を参考にしてください。
ベネチア市・アックアアルタ(高潮)予報(英語版)
3月の服装は?
イタリアの街角の服装をチェックしてみましょう
3月のお天気は変わり易いということは分かりました。
持っていく洋服は日本での洋服と同じような感じでよいのかしら?
それでは3月の街角の様子を見てみましょう。
春。と言っても結構厚着の人が多いですね。マフラーを巻いている人もまだいます。
厚手のコートはすでにいらないものの、ダウンジャケットをまだ来ている人も多いですね。
何をもっていけばよい?
3月の旅行に持っていく洋服は、とにかく重ね着が出来て、暖かい日と肌寒い日の両方に対応できるようにしましょう。
イタリア人は結構厚着ですので、上の写真のようなマフラーは要らないでしょう。(イタリア人はファッションでマフラーを巻いている人も多いですね)
マフラーは薄手のものは肌寒いときやおしゃれにも重宝します。
ロングブーツは寒さ対策というよりおしゃれのためにはいている人もまだいます。まだ場違いな季節ではないでしょう。
この時期はショートブーツも活躍します。
シャツやカーディガンを重ね着して、晴れて気温が上がる日は上着を脱いで調節しましょう。
基本的には、日本と同じような服装ですが、晴れると日差しが強いのでかなり暖かく感じます。
女性の3月の旅行に適した服装の一例
ミセスの3月の旅行に適した服装の一例
男性の3月の旅行に適した服装の一例
まとめ
- 3月は冬と春の季節の変わり目。基本はポカポカ暖かい春の陽気。ただ冬に逆戻りすることも
- 厚手のコート、マフラー、手袋はもう不要。ただし薄手のマフラーは寒さしのぎに重宝します。
- 重ね着で気温やお天気の変化に対応しましょう