もう悩まない!イタリア旅行6月の服装はこれ!

現地ガイド
イタリア在住20年の現地ガイドです。イタリア旅行を予定されている皆さんに、気温を見ただけでは分からない、実際のところをお知らせし、持参洋服の実践アドバイスを差し上げます。

6月の天気

イタリアの6月はもう夏! 日本と違い梅雨ではないので、からっとしていて雨もほとんど降らなくなるのが6月の特徴。
と言っても、7-8月のように暑すぎないので、観光にはちょうど良いシーズンです。

まずは、日本の気温と降水量と、イタリアの各地のものを比べてみましょう。

イタリア各地と東京の6月の気候を比較

最高気温 最低気温 降水量
東京 25℃ 18℃ 167 ㎜
ミラノ 26℃ 17℃ 69 ㎜
ベネチア 25℃ 16℃ 78 ㎜
フィレンツェ 27℃ 15℃ 55 ㎜
ローマ 28℃ 14℃ 40 ㎜
パレルモ 27℃ 17℃ 10 ㎜

最高気温、最低気温を東京と比較しても、ほぼ同じような気温ですね。
一方、東京とイタリアで異なるのは降水量。イタリアは6月から8月まで降水量がだいぶ少なくなるので、あまり傘の心配をする必要がなさそうです。
嬉しい事ですね。

年間を通して言えることですが、(毎月言ってます)、日本と違うのは乾燥しているという事。
日本のように蒸し暑くないので、暑いときでも日陰に入れば涼しく感じますし、屋内もひんやりします。

朝晩の気温の差が日本より大きいのもイタリアとの違いですね。 6月も昼間は暑くても夜は過ごしやすくなります。

6月の服装は?

イタリアの街角の服装をチェックしてみましょう

ツーリストのみほ

それでは、イタリアの一般の人たちは、6月だとどんな服装をしてるのかしら? 一人だけとんちんかんな服装をして、浮かないようにしたいわ。

在住20年現地ガイド

6月の街角の様子を見てみましょう。
基本的には、昼間は半袖ですね。
でも長袖の人もちらほら。曇りの日だったら薄手のシャツ一枚でもからっとしているから暑くないのでしょう。

6月の街角の服装 

何をもっていけばよい?

在住20年現地ガイド

大体雰囲気はつかめましたか?
基本的に、6月の日中は、半袖に薄めのパンツやスカートでOKです。
生地が厚いジーンズは暑く感じるかもしれません。
それでも、上の街角写真のように、気温の低いとき、夜でたまに冷える時、雨が降って急に気温が下がることもあるので、薄めの羽織りものがあると便利ですね。 カーディガンやスウェットパーカーは飛行機の機内が寒すぎる時に着るためにも重宝しますよ。

因みに、日本のように冷房の効きすぎで、外と中の温度差が激しい、ということはあまり見受けませんね。

夏場の注意事項としては、教会を見学する際の服装です。
肩やももが出ている服装では入場できない教会もあります。(特に厳しいのはローマのサンピエトロ寺院やベネチアのサンマルコ寺院)
袖なしやタンクトップを着ている場合は、腕を隠すスカーフやストールがあればOKです。 短パンやミニスカートは特に上記の教会見学の際は避けて下さいね。

6月でも日差しは強くなりますので、日差しに弱い人は、帽子やサングラスがあると便利です。

徒歩で観光することが多いので、靴は履きなれた歩きやすいものがお勧めです。
エレガントな洋服であれば、ローファー。カジュアルな服装であればスニーカーでも。 もちろんこの時期はサンダルでもOKです。

全体的には、日本と同じような服装で考えてもらえれば間違いないです。

女性の6月の服装の一例

6月の女性ワードローブ


男性の6月の服装の一例

6月の男性のワードローブ

まとめ

  • 基本は、日本の夏の服装でOK
  • カーディガンなどの羽織りものがあると便利
  • きちんとしたレストランへお出かけの予定の場合は、エレガントな洋服も用意。
  • 6月も日差しがつよいので、帽子やサングラスを必要に応じて活用して下さい。
  • 教会見学のためにストールがあれば便利
  • 徒歩観光が多いので歩きやすい靴を持参

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